焼きメレンゲは、卵白と砂糖を泡立てて作ったメレンゲをオーブンで焼いて固める方法です。
パイやプディング、パフェやフルーツデザートなど、さまざまなデザートに使われる実はとっても万能な焼きメレンゲ。
ここで紹介するのは全て同量の材料を混ぜて作る基本的な焼きメレンゲのレシピです。
味にさほど影響しない時や飾りに添えるだけの時、または、原価を安く抑えたいときなどにこのレシピを活用していました。
お菓子作りで余ってきた卵白の大量消費にも役立ちますよ!
基本の焼きメレンゲを作りましょう
材料と作り方をご紹介いたします。
焼きメレンゲの材料
卵白 | 115g |
グラニュー糖 | 115g |
粉糖 | 115g |
粉糖はコーンスターチの入っていないものにしてね!
チェック プロも使用するコーンスターチの入っていない日新製糖の粉糖
基本の焼きメレンゲの作り方
1. 卵白に少しのグラニュー糖を加え低速で泡立て始める。 |
2. 白っぽく泡立ってきたら、中高速にしてグラニュー糖を3.4回くらいに分けて加えながらツノがピンと立つまでしっかりと泡立てる。 |
3. 振るった粉糖を一度に入れ、粉気がなくなってツヤが出るまでさっくりと混ぜる。 底からすくい上げるように手早く粉糖を合わせましょう。 |
4. 丸口12番の口金でドームっぽくなるように絞る。(24個くらい) (用途によって変える) |
5. 100℃のオーブンで120~150分焼く。 ダンパーは開けておく。 (ダンパー機能がない場合は、扉を割りばし1本分くらいだけ開けて焼く。その場合、タイマーが動いているか必ず確認すること!) |
6. 充分冷めたらシリカゲルを入れた密閉容器で保存する。 |
あまり色がついてほしくない時は温度を下げて焼き時間を長くしましょう。
あえて表面をキャラメリゼ状態にすることでカリっとした食感と香ばしさを楽しむことも出来ます。
途中で様子を見るときは1個だけ外に出して、少し粗熱が取れたくらいで割ってみて中まで乾燥しているか確認しましょう!
しっかり乾燥させることが大切!
焼きメレンゲのアレンジ
スポンジの代わりに使ってデコレーションケーキ風。
メレンゲがシャンティクリームの水分を吸って、しっとりホロホロに。外側はサクサク!
でも、食べるのはお早めに……。
色粉で色を付けたらかわいいおやつになります♡アイスクリームを挟んでメレンゲアイスサンドに。
少ーしだけでしっかり色付いてくれるウィルトンの色粉セット。
ジェルタイプなのですぐに使用できてとっても便利ですよ。
他にも、板のように焼いて飾りにしたりグラスデザートの土台にしたり、アレンジ色々!
アイスといちごとメレンゲの組み合わせはメニューに頻繁に登場していたように思います(笑)
やはりメレンゲは甘いので、ベリー系の酸味のあるものとも良く合いますよ。
パフェの作り方を紹介したこちらの記事もおすすめです。
こちらも 少し配合を変えてモンブラン用の焼きメレンゲも。
カソナードを加えて香ばしさをプラスしています。
カソナードにしっかり火が入り、絶妙な風味に。
基本の焼きメレンゲ まとめ
いかがでしょうか。
焼きメレンゲは、外側のカリッとした食感と内側のふんわりとした食感のコントラストが魅力で、デザートに美しいアクセントを加えることができます。
焼く際には焼く温度と時間に注意し、焼き加減を調節することが美味しい焼きメレンゲを作るポイントです。
その甘さから敬遠されそうなメレンゲですが、組み合わせによっては素敵なデザートに変身しちゃいます。
大切なのはきめ細かいしっかりとしたメレンゲを作ること、
そして充分に乾燥させること。
メレンゲづくりをマスターしたら、ダコワーズやマカロン作りにも役立ちますよ!
甘さを控えたいときは……。
砂糖の約40%程度の甘味であるトレハロース。
グラニュー糖の83~90%をトレハロースに変えて、80℃以下で乾燥させます。
公式サイトで詳しく説明されています。おすすめレシピも載っているので要チェックですね。
オーブンはメーカーや大きさにより異なるので、焼き時間・温度はあくまでも目安です。
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