夏と秋に旬があるいちじく。
どちらが好きかは好みによりますが、女性はいちじく好きな人が多いイメージです。
今回はそんないちじくを使用したデザートレシピを紹介いたします。
セミドライのイチジクを赤ワインでコンポートにして中に入れた、チーズのタルト。 ぜひ作ってみてください。
【パティシエのレシピ】いちじくのチーズタルトを作りましょう
順番に紹介していきます。
先にいちじくのコンポートを作りましょう。
いちじくのコンポート のレシピ
ドライいちじく | 300g |
赤ワイン | 225g |
水 | 200g |
グラニュー糖 | 150g |
オレンジの皮 | オレンジ0.5個分 |
♢詳しい作り方はコチラ
チーズのアパレイユのレシピ (21センチ1台分)
次に、タルトのチーズアパレイユのレシピです。
サワークリーム | 200g |
全卵 | 144g |
グラニュー糖 | 120g |
生クリーム35% | 70g |
いちじくのコンポート | 60g |
ブリゼ(※)のタルト台 | 21センチ型1台 |
※パート・ブリゼ
サクサクとした食感のタルト生地。 砂糖ではなく塩を加えて作ることが多く、キッシュなどにも使われる。 「ブリゼ」とは、フランス語で「もろい」という意味。
いちじくのチーズタルトの作り方
- ブリゼ生地を2mmくらいに伸ばし、タルト型に敷きこむ。
- 冷蔵庫で少し落ち着かせてから、重しをして170℃で空焼きする。
- 重しをとって中側もしっかり焼いたら卵黄(分量外)を塗って乾燥焼きしておく。
- ホイッパーでほぐしたサワークリームに全卵・グラニュー糖・生クリームの順で混ぜ合わせ、濾す。
- 焼きあがったタルト台にコンポートを散らし、アパレイユを流し入れる。
- 160℃のオーブンで20分~30分ほど焼く。
ブリゼはけっこう膨らんでくるから、しっかり重しをしてね。
チーズシブーストクリームのレシピ
上面に絞るチーズシブーストクリームのレシピを紹介します。
クリームチーズ | 94g |
ゼラチン | 2g |
イタリアンメレンゲ | 108g |
↓ | |
卵白 | 84g |
グラニュー糖 | 72g |
水 | 27g |
- チーズは常温に出してやわらかくしておく。
- イタリアンメレンゲを作る。グラニュー糖・水を117℃まで煮詰める。卵白は117℃まで上がる少し手前から泡立て始める。
- 煮詰まったシロップをメレンゲの中にボールの縁から少しずつ流し入れる。
- 加え終わったら高速回転で冷めるまでしっかりと立てる。立て終わったら冷凍庫で保管しておく。
- ふやかしておいたゼラチンにクリームチーズを少量加え、湯煎で溶かす。
- 残りのチーズに戻してダマができないようにホイッパーでしっかり混ぜる。
- 4のメレンゲをさっくり合わせる。
- 15分くらい冷蔵庫で冷やして落ち着かせてから、冷ませたチーズタルト台に絞っていく。
- 表面をバーナーで少しあぶって焼き色を付けたら出来上がり。
シブーストクリームを絞った状態で冷凍できるよ 。
オーブンはメーカーや大きさにより異なるので、焼き時間・温度はあくまでも目安です。
【パティシエのレシピ】いちじくのチーズタルト まとめ
いかがでしょうか。
工程は少し複雑に思えますが、いちじくのコンポート、ブリゼ生地、アパレイユを仕込んでおけば後は焼いてクリームを絞るだけ!
ちょっと頑張ればできたときの嬉しさもひとしおです!
夏から秋にかけて、ぜひ挑戦してほしいデザートです。
いちじくを他のフルーツに変更したり、何も入れずにプレーンのチーズタルトとして作ってももちろんOK!!
このレシピで使用した材料
♢ドライいちじく
そのまま食べても焼き菓子に混ぜ込んでも美味しいですね!
♢タカナシ乳業のサワークリーム
北海道産で安心!
♢南天
雰囲気を出すために、南天の葉を飾りに使っていました。
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